サワッディーカー、バンコクナビです!みなさん、「OTOP」って聞いたことがありますか?タイではとても有名でタイの人々にとっても大事な政策でもある「OTOP」。みなさんも旅行中に一度は目にしている「OTOP」、それが一体どうゆうものなのかは知らない人が多いようです。今回タイの「OTOP」を知ることにより、タイ全土の味や製品をより身近に感じることができることでしょう。では、さっそく「OTOP」についてご紹介していきます!
各地の名産品、健康食品、衣料品など多種多様にあるのが「OTOP」製品です。
「OTOP(One Tambon One Product)」とは、日本語でいう『一村一品運動』のことです。日本の大分県の制度をモデルにして行われ、タイ全土にある食材や伝統技術を使って作る食品や製品を、「OTOP」製品として提供するものです。タイ政府公認の雑貨・製品であるため味や品質も安心で、バンコク市内にも市場やデパートメントストアーに「OTOP」表示のある製品がたくさんあります。このマークがあることで「MADE in THAILAND」であることが証明され、タイ各地の名品を身近な存在として手軽に手に取ってみることができます。また「OTOP」ブランドの中でもランクが設定されており、最高の「OTOP」製品は5つ星マークとなっています。毎年、大規模な「OTOP」プロジェクトのイベントが開催され、多大な来客数を誇っています。
バンコク以外の食材や伝統工芸品なども「OTOP」でなら手にすることができます。
タイでは、バンコクなどの都心部と農村、山岳地帯の収入の差が大きいことが国内全体の課題となっていました。そこで問題解決策として現れたのが「一村一品運動」こと『OTOP』です。各農村や山岳地帯から最低でも1品の「OTOP」製品を作り、全ての地域が活性化するように働きかけています。現在は環境や文化、貴重な技術を大切に製品化した「OTOP」製品が全国でも数万品あるとのことです。「OTOP」製品を全国、世界的に広めようというイベントやフェアも各地で開催され、多くの人々の興味や関心を集めています。現在ではタイ国内だけでなく、世界にも「OTOP」を広めようとするイベントや、空港での製品販売も行っています。
食べたことのある製品も「OTOP」製品だったということも!
バンコク市内で「OTOP」製品を探してみると、想像していたよりたくさんの製品がありました。普段の生活で使っていたり、食べたことのあるお菓子も実は「OTOP」製品であったということもよくあります。箱にしっかり包装してあるチョコレートもあれば、簡易な袋で包装してあるお菓子もあります。以下は今回見つけた「OTOP」製品の数々です。
今回はJJモール内の店舗へ行ってきました!
プトンナム(Pu Ton Nam)
My Choiceブランドの中にも「OTOP」製品がたくさんありました
マイ・チョイス(My Choice)
オートーコー市場でみつけた「ポーンティップ」
ポーンティップ(Porntip)
サムイ島の名物「ガラメ」
ガラメ From サムイ島
日本人好みの味が楽しめるチェンライ育ちの烏龍茶
チョイフォンティー(CHOUI FONG TEA)
健康に関わる製品を販売するブース
サイアムパラゴン スーパーマーケット内 HEALTYブース
よーく見てみると「OTOP」のマークが!!
コンビニで見つけたOTOP
今回ナビが「OTOP」探しで訪れた場所は「スーパーマーケット」、「デパートメントストアー」、「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」、「オートーコー市場」です。どこの場所で探しても品そろえは色々で、「あれも?これも?」といった風に多種多様な製品を見つけることができました。特にスーパーマーケットには場所に関係なく、高い確立で「OTOP」製品を見つけることができるでしょう。また今回の発見は、コンビニでも「OTOP」製品があるということです。もし、「OTOP」製品を見つけたいときは、商品についている「OTOP」のマークを探してみてください。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-04-12