ハワイでレイメイキングクラスを体験してみましょう!

こんにちは、ハワイナビです。
ハワイでは空港でお出迎えの方が、到着した人にお花の首飾りをかけてあげている光景をよく目にします。このお花の首飾りは「レイ」と言います。レイの歴史は古く、12世紀頃にハワイにやってきたポリネシア人たちに持ち込まれたと言われています。魔除や供物、社会的地位の象徴として用いられた。その後19世紀頃に旅行者や移住者によって持ち込まれた植物(カーネーション、クチナシ、ジャスミン、マリーゴールド、パンジー、プルメリア、バラ、スミレなど)を利用することで、より一層大衆に親しまれるようになりました。また、5月1日はレイ・デイとしてレイ作りコンテストなどが開催され、6月11日のカメハメハ大王の日には、ダウンタウンにあるカメハメハ大王の像に多数のレイがかけられます。
さてさて、今回はこのレイを手作りできる無料体験クラスに参加してきました!
場所はロイヤルハワイアンセンター1Fにあるメイン通りから少し中に入ったスペースで週一回のペースで行われています。

まずは名簿に名前と泊まっている場所などを書きます。

先生が注意事項や段取りなどを簡単に説明してくれます。
ちなみに、今日使うお花は・・・
★オーキッド(蘭)
です^^
ポイントで葉っぱなど入れてもキレイだそうですよ~♪
さあ、早速作ってみましょう!
まずは花についているステム(茎)を丁寧に取り除きます。

葉っぱも丁度良いサイズにカットしておきます。

先生いわく、「レイを作る際は、材料になるお花や葉に感謝してなるべく残さず使いましょう」とのこと。ごもっとも!
次にお花の配置を決めます。
今日はオーキッド1つごとにクラウン・フラワーを2つずつ入れて、緑の葉を入れていくことに。
糸を通す前に出来上がりの状態を想像してお花を並べてみます。
 キレイにお花を並べて嬉しそう♪ |
 子供たちもどうお花を並べたらきれいに見えるか、一生懸命です |
糸をお花に通します。

いよいよ糸をお花に通していきます。

これが針。長くて先が思いのほかシャープなので取り扱いには十分気をつけて。
特にお子様と参加の方はよく見てあげてくださいね。

なるべく針を上に向けながら花に刺していくといいそうです。

みなさん一生懸命に作っています。
できました~~!

Naomi先生と記念写真♪
コロコロ笑うとても優しい先生ですが、失敗作はその場でやり直し!という場面も。お花の配置を間違えた方の糸を引き抜くという荒業をにこやかに!?されていました。ナビもお花の方向を間違えて糸を通してしまったのですが、「これでいいですか」と言うと、先生は「せっかく習いにきてくれているのだから、正しい作り方をちゃんと覚えていってほしい」とおっしゃっていました。感動~~~!!!さすがプロフェッショナルです。先生、私、いけない生徒でしたTT
最後には「Thank you for learning(習いに来てくれてありがとう)」と何度もおしゃっていました。今度は完璧に作って先生を喜ばせたい~~~。

どうです!!ちょっとまばらですが、自分で作ったレイは特別可愛く見えちゃいます!!お花の数も間違えてしまったので短くなってしまいましたが、ハクレイ(頭に飾るものをハクといいます。)にして頭にのせても素敵ですね^^
●レイについて
昔々、自然には神が宿っていると考えていたハワイの人たちが、動物の歯や骨、貝、木の実、花や葉などの植物など自然なものでレイを作り、それを身に付けることによって、悪い事を避けたり、身体を浄化する事が出来ると信じられていました。現在でも信心深い人はレイをお守りがわりとして日常の生活の中で身に付けている人も多いようです。フラダンスにもかかせませんね^^現在では、お誕生日などのお祝い事やいろいろな記念日、またイベントなどいろいろな場面で「レイ」が贈られたり身につけられたりしています。最近では魔除けというよりも、愛情や感謝、そしてお祝いの気持ちとしてレイを贈る事が多いそうです。
●レイの種類
ハワイのレイは約6種類。もちろん組み合わせることも可能です。
鳥羽のレイ (Feather Lei)
ククイレイ(Kukui Nut Lei)
貝殻のレイ(Shell Lei)
ハク・レイハク・レイ(Haku Lei)
マイリ・レイ(Maile Lei)
蘭のレイ(Orchid Lei)
花の種類によってもいろいろな意味があって、用途によって使い分けられるようです。
●レイの掛け方
後ろを少し長めにして前と後ろのレイを均等にしてかけます。