こんにちは、プサンナビです。釜山地下鉄3号線が開通して6年目で、ついに4号線も開通しました!2011年3月30日に開通した4号線は韓国初のゴム車輪での軽電鉄としても注目され、また無人で動く地下鉄になっています。観光客が観光に行くエリアではないですが、釜山の地元の人には待望の開通とあって、開通初日からたくさんの利用客で賑わっています。ということで、無人の鉄道で注目される4号線について詳しく紹介していきましょう!
地下鉄4号線は、全部で14駅として開通し、地下鉄3号線美南(ミナム)駅を出発して、地下鉄1号線の東莱(トンネ)駅で乗り換え駅として通過し、機張(キジャン)の安平(アンピョン)駅まで総距離は12.7キロで構成されています。開通する前は4号線としてではなく、バンソン線とも呼ばれている地下鉄で、地下鉄3号線に比べて、完成までに文化財などが発掘されたりと、予想期間をはるかに超える工事を経ての開通になりました。また、この工事で発掘された文化財などの一部は、地下鉄4号線寿安(スアン)駅構内にて東莱邑城 壬辰倭乱歴史館として展示してあります。地下鉄1,3号線と乗り換えが可能な点、また釜山の東莱から機張にかけていける点、途中の駅から地上になり外の景色を眺めながら乗車できるという特徴があります。
他の地下鉄1から3号線と変わらず、1区間1100ウォン、2区間1300ウォンとなっています。始発駅の美南駅から終着駅の安平(アンピョン)駅までは2区間となり1300Wになっています。また、ハナロカードなどの使用も他の号線と変わりなく使用することができます。
地下鉄4号線のシンボルカラーはブルーです。また、駅名表示などには漢字が使われていて、日本人からも見やすく分かりやすくなっていますよ。駅名を始発駅から順番で表記します。また、409から414の駅は地上にあり、景色を楽しみながら乗車できます。乗り換え駅での表示もシンボルカラーを使用し、英語、日本語を表記しているのでとても分かりやすく乗り換えがスムーズにできます。
まず4号線に乗ってみて、とても幅が狭くコンパクトにまとまっている、と感じました。窮屈感は感じず、良い感じにコンパクトにまとまっているという感じです。車内も、シンボルカラーのブルーで統一されていて、清潔感のある車両になっています。また、全駅がスクリーンドアになっているため、事故防止にも配慮されていたり、地下鉄2,3号線に比べて地下に下っていくという感が少なく、階段もそれほど大変ではないと感じましたよ。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-04-18