皆さん、こんにちは!コーミィです。毎日寒いですね~昨年は12月に入ってからソウルでは雪が何度も降りました。パウダースノーのような雪が降ったときもあり、束の間の白銀の風景を楽しんでいたコーミィです。ソウルで大雪が降った12月の週末、コーミィたちはソウルを離れて東海(トンヘ・日本海)へ1泊2日の旅行に行ってきました!ソウルは大雪に見舞われたのに、東海地域には雪が全く降っていないというではありませんか・・・雪が降った地域と降らない地域の境目を分けたのは、韓国を縦断する雪岳山(ソラクサン)の影響でした。最初、主人の友人から東海に行かないか?とお誘いがあったときには、東海も大雪なのでは!?と心配しましたが、そんな心配はご無用^^冬の東海には行った事がなかったので、今回は東海の荒波を見てみたいのと、冬ならではのおいしい魚をお目当てに、超格安の温泉付きコンドミニアムに宿泊してきたレポートをご紹介します♪
寒い週末の朝。暖かい布団の中で朝寝坊したい気持ちをぐっと我慢してソウルの家を朝8時に出発!目指すは東海ですが、まっすぐ東海に直行するのはもったいないので寄り道しちゃいます^^ランチにはちょっと早いけれど、おいしい牛肉を求めて江原道の横城(フェンソン)にまずやって来ました。ここは韓牛の4大セリ市場があり、昔から畜産業が盛んな地域だそう。2007年に大統領賞を受賞したり、2009年には国家名品ブランドとして認定された、韓国を代表する韓牛の産地の一つ。牛肉=高いというイメージですが、今日はリーズナブルな価格で、自分で好きなお肉を選んで焼肉が食べられるレストランへ。その名も『横城畜協韓牛プラザ』は畜産業協同組合で経営しているため明瞭会計な上においしいと評判のお店。横城地域で育った韓牛のみを扱っていて、お店の入口を入ると大きな冷蔵庫の中にはお肉がズラッ!この中から自分が食べたい部位を購入できるシステムです。隣りのレストランでは一人5千ウォンを払うだけで、おかずや野菜などのセットが準備され焼肉を食べることが可能なんです。
プルコギ2人前。おかずもおいしい♪
午前10時半から営業しているので、朝から焼肉が可能。コーミィたちは今回は焼き肉ではなくプルコギ、ユッケビビンバ、カルビタンを注文!プルコギは1人前12,000ウォンなのでお得に韓牛がいただけます^^ このお店では韓牛タンと呼ばれているカルビタンはこれまた絶品。柔らかいカルビ肉とコーミィの大好きなコラーゲンたっぷりのトガニ(=牛の膝の軟骨)がゴロゴロ入って、なんと8,000ウォン!利川(イチョン)や驪州(ヨジュ)プレミアムアウトレットから割と近い場所にあり、永東高速道路のセマルICやドゥンネICからすぐなので、途中下車しやすくてオススメです^^ お店には芸能人のサインが沢山飾られているので、芸能人にも人気のお店のようです。
魚をさばいてもらっている間、子供と二人で周辺を散策してみました。道路を渡った向こう側にも市場があるようです。しかも入口の横断幕には『フグ祭り&無料試食会を開催中』と書いてあるではないですか!これは行かないと~♪ こちら側は食堂などが並び、さきほどの市場とは対照的に観光客は少なくひっそりとしていて静かでした。奥に進んで行くと小さな広場があり、おいしそうなにおいが辺りいっぱいに☆ ミョンテ(乾燥タラ)の塩辛、ノガリ(ヒメタラ)焼き、フグのスープや唐揚げなど、いろいろ無料試食を堪能。紙コップにアッパ(お父さん)用のお土産をもらって駐車場に戻ると、ちょうどお刺身を抱えて主人も戻ってきました。この後、また寄り道しまーす。
宿泊場所に行く途中に寄った『休休庵』。不思議な名前ですよね。調べてみると1996年に仏様が横たわったように見える岩がこの地で発見され、仏様がお休みになられている場所ということで、名づけられたんだとか。大きな観音様が立っていますが、ここはお寺なんでしょうか・・・ここのもう一つの名物として磯にものすごい数の魚が集まる魚のたまり場になっていて、海の中を覗くだけで魚がうようよ泳いでいるそう。なのになぜか今日は魚が見えません。お天気がいい日なら飛び跳ねる魚の数に驚くのかも!?ただ残念なことにある韓国企業との間で投資問題があるようで、そういった内容の立て看板がありました。心休まる場所のはずなのに、ちょっと悲しい現実ですね・・・
友人家族とは宿泊先で待ち合わせ。友人が公務員なのですが、こちらはその職員や家族のための福利厚生施設だそう。超格安で宿泊でき、温泉浴場、カラオケ、卓球、ビリヤードなどの娯楽施設が無料で利用可能という充実さ。最近リモデリングしたばかりのお部屋もキレイで、週末は予約が取れないほどの人気とか。今回は1部屋を予約して2家族一緒に泊まる予定でしたが、ソウルが大雪のため旅行をキャンセルした人が多かったのか、お部屋に空きがあるとのことで、コーミィたち家族のために、友人がもう1部屋借りてくれました。建物の周辺には何も無いので雄大な雪岳山脈、反対側には遠くに海が望め、すごく眺めがよかったです。温泉施設も申し分なく、本物の温泉なので滑らかな泉質はお肌ツルツル^^ここに来るまで温泉があるとは知らなかったのでうれしいサプライズ☆
今夜のメインは注文津水産市場で購入してきたお刺身。お刺身は買ってからクーラーボックスに入れて寝かせていたのでほどよい時間が経ち、食べ頃のよう。そしてもう一つ、束草(ソクチョ)で有名なマンソッ・タッカンジョンを調達。こちらのタッカンジョンは韓国中から配達注文が相次ぐほどの有名店なんだとか。冷たくして食べるのがおいしいらしく、あえて冷蔵庫ではなく外のベランダに置きました。甘くて香ばしい秘伝のたれがからまったタッカンジョンはほどよい辛さで、食べれば食べるほど後引くおいしさでやみつきになります!自家製キムチも用意され、これぞ韓国の晩餐!夕食を堪能した後は2時間ほどカラオケでストレス発散。子供たちも韓国の童謡を歌って楽しそう。おいしい韓国料理とお酒、そして温泉とカラオケを満喫した一日でした。
翌日はちょっとゆっくり目に起きてメウンタンで朝食後、子供達のためどこかに寄ろうということになり、テディべア博物館をチョイス。束草にはテディベアミュージアムとテディベアファームと2ヶ所あるようで、料金がリーズナブルなテディベアファームを選択。行く途中にはウルサンバウィという山が望めました。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-01-14