こんにちは!ソウルナビのさすらいの旅人です。ランチや休憩時間に同僚同士「疲れたよね~。温泉行きたい!」なんて会話をされたことってありませんか?!さすらいの旅人もOL時代、何度もありました・・・(笑)今や年配だけでなく、若者の間でも行きたいスポットの上位にランクインされている温泉。温かいお湯に浸かって、お肌ツルツル、疲れきった体を癒せばイヤなことも吹っ飛んで極楽気分に♪ 街中にあるチムヂルバンやハンジュンマクにはよく通うさすらいの旅人も、韓国の温泉街で宿泊したり入浴するのは初めて!ソウルから高速バスで2時間ちょっとで行くことができる有名な温泉といえば水安堡(スアンボ)。周辺には山や湖など自然もあり、見どころもいっぱいある水安堡に、今日はリラクゼーションの旅へレッツゴ~。
温泉マークが見えてきたらゴールはそこまで
連れも仕事を定時で切り上げて夕方、車でソウルを出発~平日だけに地方に下る車も少なく、スムーズに運転ができて久々の旅行気分がますます高まります。出発当時は道路の両側にビルが建ち並でいた都会の雰囲気が、地方に下るにつれてどんどん木々や畑、トンネルが増えて自然の多い田舎の風景に変わっていきます。水安堡が近づいていくごとに道路の上に設置されている行き先盤には見慣れた温泉マークが!このマーク、万国共通なの?!でも日本以外の地で見るとなぜかさすらいの旅人も安心してしまいます。お腹もすいてきたことだし、早くホテルでチェックインを済ませておいしい郷土料理が楽しめるディナースポットを探しましょう~!
今日のお宿は「スアンポパークホテル」
今日の宿泊先はハイクオリティな「水安堡(スアンボ)パークホテル」。OPENしてから30年ほどの老舗ホテルなため、少々外観が古めかしく見えますが、温泉街からちょっと離れた高台に建っているため温泉街の夜のにぎやかなネオンと騒がしい音が聞こえず、鳥がさえずる声がよく聞こえるくらい静かな自然の中で過ごすことができるのが特徴。この日は平日というのに沢山の観光バスや自家用車が止まり、このホテルの人気の高さが伺えます。エントランスの階段を上がって中に入ると広くて綺麗なロビーが目の前に!ベテランスタッフが親切に対応してくれ、チェックインの手続きも無事完了!レストランと売店をちょっと見物しながら部屋に荷物を置き、さっそく温泉街まで散策に出かけてみましょ~
日本の温泉旅館ならやっぱり畳部屋が一番!だから韓国の温泉もやっぱり伝統的なオンドル部屋の方が雰囲気がなんとなく高まりますよね?!部屋の中に入ってみるとベッドがない分、部屋も広く使えて最高!また寒い季節が終わっても朝夕肌寒い高台にあるから、床がほんのり暖かいくらいが気持ちいい!部屋に置かれている李朝家具がオリエンタルなムードを漂わせ、お部屋から見た外の風景も心を和ませてくれ、ダブルで満足のさすらいの旅人。残念ながらテーブルの上にお茶と和菓子のサービスはないけれど、冷蔵庫の中のお水は2本まで無料提供。有料だけどジュースやビールなどの飲み物、歯ブラシなどの備品も用意されているから持ってくるのを忘れても安心です。PC環境も整っているのでパソコンを持参しても使用できるのが嬉しいですよネ。
季節はずれのルミナリエ
温泉街に下りてきた時にはもう周りは真っ暗!クリスマスでもないのにルミナリエもどきのライトアップさが日本の熱海の温泉街のネオンを思い出させます。でも浴衣姿の人なんてもちろんいないし、ノレバン(カラオケ」もはあるけれど、射的場やパチンコ、ゲームセンターなどの娯楽施設もないし、もくもくと上る温泉の煙もない、風情ある日本の温泉街と違いがあります。このエリアにはホテルやスパが沢山建ち並んでいるせいか、平日ながらこの界隈を歩く宿泊客の姿を見ることができました。ちょうど訪問時に「温泉フェスティバル」のイベントが行われ、それに合わせて夜市が開かれていたために、いつもより街に活気が溢れている感じでした。
種類豊富でTVでも紹介された食堂
さすらいの旅人が事前に調べた情報によると、水安堡の名物といえばキジ料理や山菜など、豊かな自然をベースにした食材を使った料理だそう。せっかく来たのにホテルのレストランでの食事はつまらないので、温泉街で食堂を探します。キジシャブシャブや山菜ビビンパブからうさぎ料理まで!豊富な種類が取り揃えられていてTVでも紹介されたことのある「ソンゲ食堂」に行くことに。昔は食されていたというキジ肉に興味はあるけれど、今日はヘルシーで、お店でも自慢料理であるポソッチョンゴル(きのこ鍋)を注文。沢山のおかずと、ぐつぐつと煮込まれて食べるとほのかに辛いきのこ鍋が空腹をどんどん満たしてくれ、幸福な気分に♪
雰囲気は落ちますが、お部屋で温泉につかりましょう。
出発した時間が夕方だっただけに、ゆっくり食事をしていたらあっという間に夜の10時近く!食堂の近所にあるコンビニでジュースやお菓子を買い込み、ホテルに戻ります。日本なら宿内にある共用浴場は24時間フル回転しているのが多いけれど、水安堡パークホテルは残念ながら共同温泉浴場は夜の9時で営業終了(土曜日は夜9時30分まで)。温泉のお湯は各客室のバスルームからも出るので夜は雰囲気は落ちるけれど部屋で入浴し、大きなお風呂での入浴は明日の朝にすることに。テレビをみながら飲んだり食べたりしながらのおしゃべりもいいけれど、フロントでは1万ウォンをデポジットするとゲームをレンタルすることができます。久々に童心に返ってゲームではじけてみる、のもいいかも?!
共同温泉浴場は別館の2階にあり朝の6時30分から入浴可能です。聞くところによると室内浴場とサウナだけでな、く露天風呂もあるそうなので、朝の日射しを浴びながらのお風呂に入れるなんてワクワク!でも宿泊客も入浴料が1回につき5,000ウォンかかってしまうのは少し残念。料金を払うと入浴に使うタオルを2枚くれます。靴を下駄箱に収めて自分の好きな場所のロッカーを使ってください。ここではドライヤーをはじめシャンプー・リンスから化粧水や乳液、歯ブラシはないけど歯磨き粉までほとんどのアメニティが用意されているので、お部屋から持ってくる必要はなし。朝早いだけにまだ入浴する人がいないよう♪ 今日は大きなお風呂を独り占めしてゆっくりバスタイムを楽しんできます♪上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-05-09