2000年ごろの東大門市場の姿を写真で見てみよう!
こんにちは。ソウルナビです。東大門市場(トンデムンシジャン)といえば、ソウルを代表する卸売り市場であり、観光名所。そんな東大門市場も、ソウルナビで最初に紹介した2000年から15年以上たち、大きく変貌を遂げています。今日はソウルナビにかつて掲載された写真から、以前の東大門市場の姿を振り返ってみたいと思います。
過去の東大門を写真で見てみると・・・
★野球場
現在のDDP(東大門デザインプラザ)の場所にあった、東大門野球場。プロ野球の試合も行われ、高校野球の会場にもなるなど、まさに韓国の「甲子園」でした。多くの野球ファンが野球場に詰めかけ、屋台がいっぱい出ていたことを思いだします。現在も東大門にスポーツ用品を扱うお店が多いのは、この名残り。
★サッカー場->駐車場->風物市場
かつては国際試合も行われた由緒ある競技場は駐車場となり、その後は風物市場に。しかし、野球場とあわせた再開発のため、この市場も撤去。DDPができ、いまでは照明スタンドが少し残るのみ。
★清渓高架道路
清渓川を暗渠化して作られた上の、さらに上にあった高架道路、清渓川高架道路。この道路が撤去され、清渓川が復活。川沿いは市民の憩いの場所となり、風景は一変しました。
★建物
東大門歴史文化公園の角にあったビルはホテルとともに撤去され、その後グッドモーニングシティに。また向かい側の角にできたラモドはオープンしてすぐ閉店。2016年「apm-place」に。建築中のファッションビル「ファッションTV」も完成後しばらく放置され、「ロッテフィットイン東大門」に。また三叉路にあった興仁スタードムも建て替えられ「Maxtyle」に。
 Fashion TV が FITIN に |
 興仁スタードムが Maxtyle に |
 Ramodo が apm place に |
 トラブルもあり完成時に万歳三唱の声もあがったgood morning city |
★屋台
かつてファッションビルの周りには、屋台やポジャンマチャがたくさんありました。そんな雑然とした雰囲気が東大門市場の魅力でした。かつてあった多くの食べ物屋台がなくなり、ポジャンマチャはほぼ姿を消しました。ただ鍾路沿いや、東大門総合市場脇には昔の屋台の雰囲気がいまでも残っています。
 東大門がかつてロータリーだったころ |
 スターダム前は屋台がいっぱい。 |
 ステージ |
 階段の途中にも |
 今はない地下街 |
 ファッションビルのフードコート |
 バス専用の入口 |
 DOTA前 |
<おまけ>
あるポイントで360度、ぐるりとまわった昔の東大門市場!それぞれどこかわかりますか?

いかがでしたか?現在の東大門市場しか知らない方は、ずいぶん驚かれたのではないでしょうか?また、なつかしい!東大門市場の姿を見られた方も多かったのではないでしょうか?目まぐるしく変わるソウルの町。ナビでは現在のソウルの様子をできるだけ伝えたいと思っておりますが、時間とともに変化する街の様子の姿もお届けしたいと思います。以上、ソウルナビでした。