新しい話題店、リニューアルした定番店が続々オープン! 新しくなった「新天地」を見てきました。

こんにちは、上海ナビです。
「新天地」といえば、上海では外灘や豫園に続く定番観光スポット。ガイドブックでは巻頭で紹介されていますし、一度は行ってみたい人気店もこのエリアに集まっています。でも、そこは上海。定番観光地でもどんどん変化していて、特にここ1年はかなりの変化を遂げています。つい昨年上海旅行をしたという方でも、今年の変わりようにはびっくりするハズ! どんなお店がオープンしているのか、早速見ていきましょう〜。
過去の記事と読み比べてから出かけると、変化の大きさを実感できます!
新しい新天地を満喫しよう!

まずは新店チェックから。こんなお店がオープンしてました。5〜6年前、新天地のデベロッパーにお話を聞く機会があったナビ。彼らによると、「新天地は観光客向けというより、上海在住者の憩いの場としてシフトチェンジして行きたい」とのことでした。だからなのか、旅行者向けのお店よりも感度の高い上海人好みの欧米系のお店が増えています。在住者に飽きられないよう、今後もどんどん変化がありそう。
※写真は2016年4月現在のものです。
 WOLFGANG PUCK |
 CALIX |
 ゴディバカフェ |
 俺のイタリアン・フレンチ |
 SHAOO |

GLASS HOUSE
ナビ独断のお勧め店はここ。お酒も飲めるカフェレストラン「GLASS HOUSE」です。ちょっと奥まった場所にあるので、食事時も比較的静かで入りやすいのもポイント。

THE HOUSE
ホテル「88新天地」だった建物はショッピングビル「THE HOUSE」にリニューアル。こんなお店が入っています。
 EL LUCHADOR |
 有練 |
 PALIS BLUE |
 Chikalicious |
 街歩き中にも使えるトイレ。オシャレ |

「Paulaner Brauhaus」工事中
また、長年人気を得ている定番店も2016年にリニューアル(まだ内装工事中のお店もあります)。『上海ナビ』掲載の各記事の写真は改装前のものですので、ぜひ新しくなったインテリアを現地で見てみて下さい。写真を撮ったらぜひナビに投稿して下さいね!
 「上海灘」工事中 |
 「TMSK」工事中 |
 「中共一大会址記念館」6月まで工事中 |

今年ガラッとイメチェンしたのはスターバックス。新天地の入り口にある定番カフェですが、木をふんだんに使ったナチュラルなインテリアがおしゃれ。限定タンブラーなどお土産も揃っています。

ここまで読んで、「変化早すぎ!」と驚いた方も多いのでは? 風景も流行も人気も、容赦なくさっさと変わってしまう新天地ですが、変わらない人気を得ているお店もあります。そんな実力ある老舗はこちら。新天地の場合は、オープン3〜4年で老舗と呼んでもいいのかも!?
「新天地」周辺が進化中

13号線で行けるように
今年の変化といえば、地下鉄13号線「新天地」駅が開通したこと。南京西路、淮海中路、万博跡地エリアから新天地へのアクセスが簡単になりました。

SOHO復興広場
この「新天地」駅に、昨年オープンをお伝えした「SOHO復興広場」の地下フロアが直結しています。昨年はまだ工事中の箇所も多かった「SOHO復興広場」。正直、まだにぎわっている感じはないのですが、ちらほら気になるお店も見つかりました。
 韓国コスメ「too cool for school」 |
 チョコレート専門店「choc choco」 |
 ステーキ「HOGS BREATH CAFE」 |
 富山らーめん「いろは」 |
 シンガポール料理「酿惹」 |
 アーチェリー場併設カフェも |
一方、なかなかににぎわっているのが「新天地時尚」。こちらも「新天地」駅に地下フロアが直結しています。馬当路側にテラス席のあるレストランやカフェが密集。平日でもこの人出です。
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土日はさらに人がいっぱい |
「SOHO復興広場」のオープンで、昨年は南側にエリアが拡大した新天地。今年は西側に新たな複合モール「湖濱道」がオープンし、横にエリアが拡大しました。また、新天地のすぐ西側に広がる人工湖のある広場はイベントスペースとして定着。アートイベントや展示会などが開催されています。ナビが訪れた日(2016年4月初旬)は、毎年恒例の上海ファッションウィークが開催されていました。
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湖側がホットな雰囲気に |

オフィスビル「企業天地」低層階のモール「湖濱道」
この人工湖沿いにオープンしたのが「湖濱道」。話題のレストランやインテリア雑貨のお店、ブックカフェなど、おしゃれな上海人をターゲットにしたお店がいっぱい。地下には気軽に利用できるフードコート風のグルメ街があります。
 ベーカリー「SHERMAN」 |
 地下にブックカフェ |
 新疆料理「SPICE BAZAAR」 |
 スタバのリザーブ店 |
 地下グルメ街の名前は「食堂」 |
 地下フロアの様子 |

レトロな朝ご飯食堂
このモール内のナビお勧め店は「桃園眷村」。ここ1年ですっかり人気店になった新感覚の朝ご飯食堂です。揚げパン、豆乳、中華風おにぎりなどの伝統的な朝ご飯メニューを終日、深夜まで味わえる異色のお店。高級店が集まる新天地エリアではいちばんリーズナブルなお店かも。早朝散歩時、お酒の後に小腹が空いたときなど、いろんなシーンで利用できます!

何が建設されるのか、まだわからない状態
新天地エリアから西側へ徒歩で行けるスポットといえば、骨董街「東台路古玩市場」でした。こちらは昨年取り壊されています。現在は、一部古い家屋が残る更地が塀で囲まれている状態。来年以降はここにも新たなスポットができるのかも。この一年、ナビも注目していこうと思っています。

いかがでしたか? 旅行リピーターの方はもちろん、もしかしたら上海在住者も今年の新天地の変化には驚いているかも。ざっと歩いてみたナビですが、記事内ではご紹介できなかったお勧め店も実はたくさんあったりします。しかもまだまだ内装工事中の店舗が多く、向こう数カ月でまたまた変化がありそうな気が。ぜひ皆さんも、リアルタイムで変化中の新天地を探検してみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。