花を見るのは明るいうち?いえ、夜には昼間と違う表情が。夜だからこそ開く花もあるのです!

こんにちは、台北ナビです。花博が始まって、早いもので3か月が経ちました。4月25日まで余すところ3か月。連日大変な人混みで、1月末で入場延べ人数はすでに300万人を突破しました!あまりの混み具合に、ナビたちもまだ「夢想館」(ドリーム館)へは行けてない状態。ここに入るには早朝並んで、9時に配布する当日チケットをもらうのが順序なんですが、並ぶのがイヤだからと9時前に行ったら、もう配布するチケットにもありつけないという状況だそう。朝6時くらいから並ばなきゃ、というのを聞きました。そんな中、ドリーム館にはやっぱり入れないけど、夜は人も少なくて他のところはスイスイ行けるという情報をキャッチ。ナビスタッフたちは、忘年会も兼ねて、食事前に美術館エリア、食事後に新生公園、大佳公園、圓山公園の各エリアを歩いてみました!
 カラー水を吸って色が付いた花 |
 移動型アリーナ |
 クローン山羊 |
 瞬間冷却された蓮の花 |
 「夢想館」の中で |
 大自然の映像 |

ファンタジックな世界を!
まずは、スチールの骨組みにグレーと白、2色の光を通す屋根素材を組み合わせて造られた「蝶館」で、「舞鈴劇場」(ディアボロダンスシアター)の中国ゴマショーを見ます。遠くから見ると蝶のサナギのように見えるこの建物、日中は日光が屋根から入って来るので明るく、省エネ設計となっています。
ショーにもよりますが、1日3~4回あり、毎ショーともに1時間前から並べます。夜のショーの場合、よほど有名な出し物でなければ、時間ギリギリで行っても席はあります。1200人を収容できるセミオープン式の舞台は、観客席からも近く躍動感が感じられます。特に中国ゴマは、ダンサーが観客通路の間も通るし、コマも館内中飛ぶしで、かなり楽しめました。
散策

竹の間から自然光が差し込み、宇宙を感じることができるとか!
ショーの後は、少し美術館エリアを歩きました。ここはやはり明るいうちがいいですね。夜になると楽しみが半減?でも、夜の散歩を楽しみたい方にはライトアップもきれいなので、最適の場所と言えます。中央にある「アロマ館」では、記念品やおみやげも販売しているので、時間があれば、立ち寄ってみてください。
新生公園エリア

入りま~す
ナビたちは、すっかり暗くなったところで入口を入りました。時計を見ると19:40。入って右側は「木陰の花檀」、左は「迷宮花園」です。真っ暗で花はよく見えませんが、夜だからこそ何色にも光るライトがとってもきれい。「夢想館」を横目に見ながら、ナビたちは「未来館」へ入りました。人が少なくてじ~っくり見ることができます。前に割り込んでくる人もいませんし、これは快適ですね。「天使生活館」へも入りました。身心霊SPAエリアでは、座禅の体験もできるし、大自然を大きな画面の映像で見ることができます。
 スタバも夜は光ります! |
 花博記念がいっぱい! |
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 何々?瞬間フリーザーの花? |
 こうなるそうです! |
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 カラー水を吸い上げて、様々な色になりました、生花です! |
 人が通ると葉が揺れるので、ダンス草と言います |
 サボテンも |
 いろいろあるんですねえ |
 ナビの王さんが蘭について説明してくれました |
 靴の形の蘭、蘭の種類は800種ほどあるそうですよ、ここでもかなり見られます |
 これは定番の蘭ですが、ほんときれい |
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お土産コーナーもきれいな色です |
 「天使生活館」内のカフェ |
 座膳はいかが? |
 ここで気を落ち着けます |
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きれいな映像も見られました、下の方も変わります |
夢想館

夜の「夢想館」前も人の列。ナビたちは入れません。
ナビスタッフの奥さんが行ってきた!という昼間の画像をご紹介しましょう。
★ここで耳寄りなニュース!
花博が終了後も「夢想館」は継続します!ただし、入場料が100元ほどかかるようになるそうですよ。
 「夢想館」の入場チケットをもらうために早朝並ぶ人たち、こ・こんなに!! |
 9時から配られるチケットには入館時間が書かれています、これがないと入れません! |

この美しい花を見るために並ぶのです!
新生公園の夢区の隣は茶区。花のトンネルを歩いていくと、大佳公園行きのシャトルバス乗り場に着きます。途中茶区内にある「花茶澱」が、夜のライトに映し出されてとても幻想的でした。200年以上の歴史をもつ閩南式の建物は、四合院という伝統的な建築様式、内部では台湾ならではの食事やお茶も味わえます。
 「花茶殿」の昼間の情景 |
 「花茶殿」内は飲み物もありますが、実は外のグルメコーナーの方が種類も多くておいしいそうです |
 花のトンネルを抜けて… |
 4番のバス停へ |
 台北市内のバスと変わりません |
 楽しんでま~す! |
大佳公園エリア

エコカーはグリーンバスと言って、2回利用で50元。大佳公園内を回ってくれます
ナビたちはシャトルバス4番のバス停から乗って、終点の大佳公園6番のバス停で降りました。約3分、近いですね。夜でも散歩が十分楽しめるようにライトがあちらこちらに点滅しています。夜のデートには最高にいいところですよ。ライトアップされて一際目立つ移動型アリーナ内では、毎日盛りだくさんの内容でイベントが行われています。大佳港にはきれいな船が停泊中。ミラマモールの方向に、毎晩決まった時間に打ち上げられる幻想的な水のショーが見えました。船は最終便を告げています。ミラマモ-ルへの往復は80元(片道も80元)。饒河街夜市方向までの往復は150元(片道は120元)。MRTじゃなくて、船で台北市内を移動するというのもおもしろいですね。
 噴水ショーが向こうの方に見えました! |
 船切符売り場 |

このキラキラ船に乗って、いざ饒河街夜市へ!
★この最終便に乗って、錫口港で降りると、饒河街夜市はすぐ。路上のラッシュに巻き込まれることなく、夜市へ突入できます。五分埔へもこのコースがおすすめです!
「生態劇場」でもいろんなショーが行われていますが、この時は水上ショーの練習をしていました。遠目に見ると、ほんとに水の上を歩いているみたいで、ちょっとびっくりしました。
 練習中 |
 この日結構寒かった… |
圓山公園エリアへ戻ります

帰りは、シャトルバス1番のバス停であるMRT「圓山」駅の前まで乗りました。この間10~15分。21:30前に圓山エリアに到着し、「争艶館」へ駆け込みました。最終入場は21:30なので、ギリギリ。ナビは11月にもここへ入ったことがありましたが、館内の展示内容は全く様変わりをしていました。花博は毎日でも楽しめる!と知り合いの人から聞いた意味がこれでよくわかりましたね。イベントはもちろんのこと、展示物もよく変わります。考えたら「花」は生き物、毎日誕生と成長、そして衰退があって、また誕生。6か月間の1日だけ楽しむのはもったいない!期間をおいて台北に来ることがある人は、ぜひまた「花博」に寄ってみてください。2011年4月25日まで!

クローン山羊ちゃん、初めて見ました!

最後に「圓山」エリアに駆け込んだことで、夜の2時間半内に、3エリアは制覇しました。展示館はすべて見ていませんが、食後の散歩としては最高!でしたね。「花博」ではいろんな遊び方ができるということも、体験できました!
また、時間を見つけて夜に行こうかなと思っているナビです。
★夜の散歩コースをお探しの方へ、花博内は、安全だし、ムードもたっぷり。スタバなどもあるので、ちょっと座って語るにもよし 、ずっと歩き続けるにもよし。夜のウオーキングにも最適の場所です!