マンゴーづくしの2日間!たくさんお話もできてナビの夏一番の思い出になりました~☆

こんにちは台北ナビです。
台北ナビ初めての試みであるマンゴーツアーが開催されました!マンゴー狩りだけでなく玉井市場で各種のマンゴーを見たり、烏山頭水を見に行ったり、泥温泉に入り、レジャー農場で美食を食す・・・。ずっと笑っていた1泊2日のナビオリジナルツアーの様子をたっぷりお伝えしたいと思います。
台北からいざ台南を目指します!

バスで台北から台南を目指したナビ一向。眠い目をこすりながら参加してくださった皆様に感謝です!
バスの中ではおしゃべりをしたり、睡眠をとったりと思い思いに過ごしましたが、古坑サービスエリアに近づくとナビとナビスタッフのデビはそわそわ・・・。それもそのはず、古坑のコーヒーは有名なのですが、下見の時に発見したコーヒー味のソーセージの美味しさが忘れられなかったんです。皆様にもソーセージプレゼンを行い、みんなで買いに行きました!その味は・・・やっぱりおいし~♪もう一本買えば良かったかなぁとちょっと後悔してしまったり。なので他のサービスエリアでソーセージを購入したのですが、やっぱりこのコーヒー味のソーセージがナンバーワンなのです!古坑サービスエリアに立ち寄ることがあったら絶対食べてくださいねっ!
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 最高においしいんです! |
 紹興酒ソーセージも気になる~♪ |
上品な味付けの台湾料理で車移動の疲れもさようなり~!

台北ナビは中国語では台湾那比と書きます♪
渋滞のため予定より少し遅れて尖山卑江南度假村に到着!
皆様の顔に少しだけ疲れの色が見えてきたのですが、ご飯を食べるとパワー回復♪上品な味付けですが食欲をそそり、10人前のお料理を7人で平らげてしまいました。どれもナビ好みの味でしたが、お魚があっさりしているに美味しかったなぁ。
尖山卑江南度假村はレストランだけでなく、リゾートホテルでもあるので、ナビもいつか時間を見つけて宿泊しに来たいなぁと思いました。
ろりあんは日本のモノ?

満腹になったところで烏山頭ダムへ。
その途中、ナビスタッフのデビが「田舎に帰ってきたら、必ず食べるアイスクリームがあるの!是非みんなに食べてほしい!」とバスを止めて走り出しました。
山刺果と書くのだそうですが、ん?何だか聞いたことある名前!台湾語で「ろりあん」と言い、元は日本人が統治時代に台湾に持ち込んだものだというんです。当時は天皇にも献上されたことがあると言われている果物なんです。初めて食べるろりあんに皆さんも大満足!独特のトロみと甘みが病みつきになるんですよね~。
 店内はのどか! |
 冷蔵庫に冷やされています |
 ろりあんアイスになる前はこんなだよ~と見せてくれました♪ |
 新聞紙で包んでくれるところがローカル~! |
 学名は棘番茘枝とも書くろりあん!山刺果や羅李亮とも書くことも♪ |
 ナビは大好きです! |
八田與一ってすごい!

八田邸
シラヤ地方に行く日本人なら必ず立ち寄った方がいい!と言われる烏山頭水庫&八田與一紀念公園。ナビは記事を見て予習をして行ったのですが、自分の目で見るとより一層八田與一の偉大さを感じることができました。
多くの台湾人に慕われていた様子や懐の大きさ、烏山頭水庫を作り上げた聡明さと度胸の良さ。八田與一紀念公園には中国語と日本語で紹介されている資料館もあるので、何も知らなくても問題なし!みなさん食い入るように見入っていましたよ!
その後八田邸などの復元を思い思いに見学し、八田與一の銅像へ移動。ダムも歩いて見に行きたかったのですが、ナビ達が訪れた際には通行止め・・・。でも、ダムの一部だけでもかなり広大!全体を空から見下ろしたらそれはそれは大きなダムなんだろうなぁ・・・と思ったナビなのでした。
 敷地内はとっても広い! |
 八田路があるんです!英語名でもハッタロードと書かれているのがすごい! |
 当時もみんなで使用するためにテニスコートがあったんだとか |
 日本語での紹介もあるので嬉しい |
 当時使われていたものも展示されています |
 紹介ビデオは見入ってしまいます |
 外に掛けてありました。八田さんのようになりたい! |
 八田邸の庭 |
 家族で記念写真を♪ |
 ダムを見つめています |
 お墓も |
 この奥にまだまだ広がるダム! |
待っていました!マンゴーちゃん♪

お次は最大の目的であるマンゴー狩りです!
マンゴー狩りの前に疲れたでしょう?とマンゴー食べ放題のサービスが♪実はマンゴーを狩ってその場で食べようと企画していたのですが、マンゴーは狩ってから3日程放置させておくのがおいしいから、完熟マンゴーを食べてほしいと、特別に用意してくださっていました!緑果子のみなさん、本当にありがとうございました!
そして、このマンゴー、ナビが今まで食べた中で断トツでナンバーワンにおいしかったんです。その秘密を林さんにお聞きしました。日本へ輸出している物は糖度が厳密に決められているため熟成度70%ほどになると熱処理をします。熱処理後は熟すことはないのだそうで、日本で食べられるマンゴーも充分甘いけど、産地で100%完熟した状態で食べるのとでは甘さも香りもやっぱり違いが出るんですって♪そういうことだったのか!最高に甘くておいしいマンゴーを食べるなら産地に行かなくちゃだめだということですねっ♪

とっても大きく切られたマンゴー!このお皿をみんなで食べきりました♪幸せでした~
 ドライ愛文マンゴー |
 ドライ情人マンゴー |
これもおいしくってお土産に購入していらっしゃいました~ |
 ナッツとドライマンゴーを練り込んだパン! |
 アイスまでサービス! |
 店内もかわいいでしょ? |
 お庭にはブランコ! |
メインイベント!マンゴー狩り
 この時期は龍眼の時期でもあります |
 バナナも! |

籠を背負ってやる気満々!
林さんのマンゴー農園はカフェから少し離れたところにあります。バスを少し走らせ、途中からは徒歩でマンゴー畑へ向かいます。途中パパイヤなどの南国フルーツを見られてみんなのテンションは↑↑↑。
どんどん歩くと見えてきました、一面のマンゴー畑です。かなり遠くの山奥までマンゴーひとつひとつに白い袋がつけられています。もちろんすべて手作業。「命がけだよ!」とは林さんの言葉です。マンゴー達人である林さんからマンゴー狩りの方法が簡単に説明されました。
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一面のマンゴー |

マンゴー達人によるマンゴー講座はじまりはじまり~!
① 袋の上から赤いだろうと思われるものを見つけます。(実は一番甘いものはもう袋に落ちているマンゴーなんだそうです。)
② 軽くそのマンゴーに触れば「ポトンッ」と袋に実が落ちてきます。
③ 落ちてこない場合はハサミを使い枝を切り落とします。
ここで少し注意が!マンゴーはとてもデリケートなので、優しく触ってください。強く押してしまうと口に入れた時の感触が変わってきたり、痛みやすくなるとも言われています。
 これ甘いよ~!と袋を取ってみると・・・ |
 おいしそうなマンゴーが! |

マンゴー達人は木の上~!
マンゴー講座も終わり、いざ狩り人へ大変身!!聞いているだけだと簡単なのですが、袋の上から赤いのを見つけるのも一苦労!みなさんおいしいマンゴーを求めて上へ上へと目指します。
そんなナビ一行をよそ目にマンゴー達人は下の方から次々にあそことあそこのマンゴーはおいしいよ!あそこなんてマンゴーが落ちているから甘いよ~と次々に言い当てます。挙句に木に登ってマンゴーを採ってくれました。すごいよ~、マンゴー達人!
赤いマンゴーをずっと探している内に、みなさんもコツをつかんだようで、次々においしそうなマンゴーを見つけていました。白い袋から中のマンゴーを見る時はなんだか福袋を選んでいる気分!赤くておいしそうならヤッター!ちょっと黄色がかっていたらガッカリ・・・といった具合です。
みなさんあまりにも真剣なので、マンゴー達人も思わず、「ここのマンゴー全部代わりに狩ってくれてもいいよ~」と冗談を飛ばしていました。
 おいしいマンゴーを目指すのです! |
 下の方でおいしそうなマンゴー発見! |
 ちびっこだって頑張るのです! |
 パパもおいしそうなマンゴーを発見! |
 無事採れました~ |
 やったね~!自分の手で採れました! |
 家族そろって記念写真です♪ |

ブルームのあるマンゴー
また、採れたてのマンゴーは甘さが足りないので、2~5日ほど直射日光を避けた場所にて常温で保管してください。白い粉(ブルーム)がついているのですが、追熟をさせるにつれてブルームが消え、ワックスをかけたようにツヤが出てきます。この時が食べごろなんだそうです!
太っ腹!なマンゴー達人♪

真剣なまなざしでおいしいマンゴーを選んでいきます
みなさん思う存分マンゴーを狩った後で待っていたのは、マンゴー選び。自分が気に入ったマンゴーだけ選んで持って帰ればいいよ!と言ってくれたのですが、自分で狩ったマンゴーに愛着もあるし、何より狩ったマンゴーがおいしそうでみなさんひとり2つお持ち帰りのところ、ひとり3つから絞ることができず、残りを買おうとしたところ、「遠い日本からわざわざマンゴーを狩りに来てくれたから、今回だけ特別ひとり3つ持ち帰ってください!」と神様のような嬉しい提案が♪

どうですか?おいしそうでしょ?
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マンゴーとの記念写真!自分で摘んだんですよ~!1組ずつ段ボールに入れてくれるのも嬉しいですよね! |

ちょうど翌日がマンゴーフェスティバルだったので、そのために用意していた特級マンゴーを見せてくれ、これは売り物じゃないんだけど・・・と言っていたのですが、マンゴー達人のお母さんのひと言で特別に一箱売ってくださったんです。
至れりつくせりのマンゴーづくしで、南部の方達の親切で温かい心にも触れられました!
 相変わらず昼寝が大好きなワンちゃん |
 また来年も来てね~! |
 少し歩くのでマンゴーを運んでくれました!台湾メンズはやっぱり優しいですねぇ~ |
 ちょうど違うマンゴー畑で摘んできたというトラックに遭遇! |
ウマウマ草鍋

山菜はおかわり自由!
夜ごはんはナビが大好きなレジャー農場「仙湖休閒農場」でいただきました。実は台湾のレジャー農場はお食事もかなりレベルが高いのです。その中でも「養生雞湯」というその日の朝に採った山菜を入れて楽しむお鍋がピカイチにおいしい!草マニアだというお客様とともにみんなでパクパク食べて健康になっちゃいましたよ~
。ピーナッツを龍眼で包んだ天ぷら「龍吐珠」もホクホクしていてうまい~!一度訪れて以来ずっとまた食べたいと思っていたのでこれにはナビ個人的に感動♪他のお料理もおいしくて、みなさんお腹がはちきれそうなくらい食べました!
 ナビが会いたかった「ワンワン」!到着した頃には終業していました>< |
 遠くに見える台南の街! |
 夜はライトアップされていい感じ~ |
2日目のスタートはマンゴーの聖地をブラブラ散歩から!

マンゴーの信号機状態!

籠マンゴーお買い上げ~!かなりの重さです♪!台北に住んでいらっしゃるので、ご近所さんに配ってわらしべ長者になるよ~と満面の笑み☆
マンゴー好きならずとも一度は行ってみたい台南・玉井。マンゴーのふるさととも言われています。玉井の市場はマンゴーだらけ!籠売りで豪快に売るのが玉井流♪マンゴーとひと言で言ってみても、種類の多さに驚かされます。愛文が一番有名ですが、その他にも土芒果、金煌、玉文、黒香などなど。市場のおばさんが親身に色々と説明してくれたのですが、多すぎて、しかも見分けもつかず・・・。マンゴーは奥深いものです。またおじさんがトラックに乗せてとても大きなマンゴーを売っていたのですが、名前を聞いても「まだ名付けてないから名前なんてないよ!」って新種のマンゴーも登場!
基本は籠売りだけれど、お願いすると少量で売ってくれる方もいるので、頼んでみるのもありですね!ナビは黒香という緑色のマンゴーを6個ほど売ってもらいました。見た目は緑ですが、中はキレイなオレンジ!3日追熟させて食べると甘~い。愛文ほどフルーティな香りはしませんが、甘さは勝っています。
 ドライマンゴーも豪快~! |
 どれがどのマンゴーかお手上げ~! |
 ナビが購入した黒香! |
 名前の付いていないマンゴー |
 気長にお客さんを待っている様子 |
 籠入りマンゴーがトラックで運ばれてきます |
マンゴーはもちろん、他の南国フルーツも売っていて、見ているだけでも嬉しくなります。ジャックフルーツは実をパック売りしていたので、購入されたお客さんも♪ナビ個人的にジャックフルーツが好きなのですが、なかなか台北では売っていないので、久々に食べられて嬉しかったです。おすそ分けありがとうございました。昔はよく食べたとナビママが好きな「菱の実」も売っていましたよ~。試食もさせてくれたのですが、栗みたいにホクホクでうまい~♪バナナにパパイヤなどなど見ていて飽きません!
 こんなにタロイモを見たのは初めて~! |
 この黒いのは・・・ |
 菱の実 |
 アボガド! |
 この細長いやつも新種のアボガドなんですって!(驚) |
 ジャックフルーツ |
 ジャックフルーツの実! |
 フルーツ以外の生活用品や食べ物も売っています! |
 市場の外にも色々と売っていますねぇ |
 籠に必死にマンゴーを詰め詰め |
マンゴーかき氷対決!
玉井で食べるかき氷は格別!ということで玉井市場の近くある「冰島」でマンゴーかき氷を注文してみました。マンゴーたっぷりでおいしいけど、どこか以前食べたかき氷の方がおいしい気が・・・。どうしてもみんなであのおいしいかき氷屋さんへ行きたく、提案してみたところ、マンゴーかき氷なら2杯食べても大丈夫!と嬉しいお返事が。昼食後に再度玉井市場近くまで戻って「有間氷舗」へ行ってきました。ひと口食べるとマンゴーのうまさが口中に広がりうま~~い♪ナビ的には「有間氷舗」が勝利!と思っていたところ、横に座ったおじちゃまが、「俺はここら辺のかき氷を食べ比べてきたんだが、有間氷舗が一番うまい!」と断言しておりました。ナビの味覚は正しかった!!
 冰島 |
 メニューはこんな感じ |

芒果冰島100元はマンゴーがたっぷり
 小と大 |
 メニューはこんな感じ |

芒果無雙(小)100元。カットマンゴーが大きい!
昼食も豪快に食べましょう♪

ナビ一行は個室でゆっくりしました~!
梅料理が人気という楠西福來餐廳にやってきました。レストランの横の蛇料理という看板も気になりますが、今回は個室でゆっくりとご飯をいただきましょう!楠西福來餐廳は台南のレストランらしく、味付けが濃く甘め。ちょっと好き嫌いが分かれてしまいましたが、ツボにはまった料理はパクパクと食べてしまいます。またチョウザメなどあまり食べられない食材もあり、豪華なお食事になりました。
泥温泉の前に奇景も楽しもう♪

關仔嶺と言えば泥温泉が有名ですが、その前にもうひとつ奇妙なものが見られる場所へご案内!「水火同源」はその名の通り、水の中に火があるんです。「台湾七景」「台南県八景」とも言われているんです。その昔、火龍と水虎が意見の相違からケンカとなりました。二匹とも怪我を負うほどのケンカとなりましたが、勝敗はつかず、最後には火龍は炎となり水虎は泉となり、現在の「水火同源」となったという伝説もあります。実際のところは、地質が特殊な構造となっていて、石壁から天然ガスが尽きることなく湧き出てきて一度火をつけてから一度も火が消えたことがないんだとか。また、水も湧き出ており、こんな奇景が見られるそうです。しかし1964年に白河地区一帯で起きた白河大地震以来、目に見えて火の勢いが弱くなっているらしく、ちょっと心配。
ナビ達も楽しみにバスを降りましたが、なんとここへ来てスコール(涙)。前日のマンゴー狩りじゃなかったのは良かったよね!とみんなで言いあい、見に行きました。雨の中「水火同源」へ到着したひとこと目は「温かい!」。記念写真をパチリと撮影して、最終目的地である泥温泉へレッツらゴー!!
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記念写真を撮って温泉へGO~ |
美人の湯で疲れも吹き飛びます!
天然の美容液とも言われる泥温泉。泥温泉と言っても關子嶺の湯はドロドロしておらず、どちらかと言えばサラサラ。灰色に濁っていて、湯船を歩くと泥を感じられます。今回ナビ一行は「關子嶺統茂温泉会館」で温泉に浸かりました。水着着用で入る外湯+水着着用なしで入ることができる内湯もあるのが日本人にはありがたい!プールもあるので、お子様もちびっこも嬉しいですね!お湯の温度もあまり高くなかったので、長時間おしゃべりしながら浸かることができました。お湯からあがるとお肌はスベスベ!睡眠にもよいと言われる關子嶺の湯のパワーで、台南から台北までぐっすりバスの中で休めましたよ~。
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お風呂内は撮影禁止でした・・・>< |

今回、初めての試みとなったマンゴーツアー。ナビもコース決定からアイディアを出しただけに、楽しい旅となって喜びも一入です。参加者のみなさんと色々おしゃべりできたのも嬉しかったです。来年もマンゴーツアーが開催できたらいいなぁ・・・。来年は高鉄を使用して1日マンゴーツアーになるかも・・・。来年も狩り人ツアーをよろしくお願いしま~す!
以上、マンゴー&温泉LOVEなナビがお届けいたしました。