MRT淡水駅より淡水老街の方ではなく、東側にある學府路をまっすぐ行くと、右側に“鄞山寺“があります。こちらは1822年に設立された客家のお寺です
お寺と池の間には、蓮の花を型取った石畳が敷き詰められています
門をくぐり少し進むと右側に爽やかな光の差し込む小さな部屋が。ここでまず手を合わせ、奥へ行きます
歴史をとても感じられる本堂。ナビは旧正月の初日に訪れましたが、まばらにしか人はいなかったのです。普段もほぼそのような静かな状態らしいので、超穴場だということがわかります。通常の神像は木彫りの全体像になっていますが、鄞山寺にある神像は肩の部分から腕が動くような造りになっていて、とても珍しいです
神像左端には、抽籤(日本でいうおみくじ)があります
廊下上部には木彫りの獅子達がお寺を守るように見張っています
立ち込めるお香の匂いが、とても落ちつきます。ひとつ門をくぐっただけなのに、外とは違う世界が広がり、タイムスリップしたような気分になります
民国80年、今から26年前に大改造が行われたようですが、所々設立当初の面影が残り、素敵な趣が感じられる建物
広場前には、鮮やかな色の鯉たちが元気良く泳ぐ池があります
手前左側には緑の豊富なちょっとした憩いの場が。上空から見るとカエルのような形になっているのがこのお寺の特徴だそうです。淡水に行ったら老街のみでなく、是非歴史ある“鄞山寺“の雰囲気に酔ってみてください
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記事登録日:2016-02-17