「夏雪マンゴー」に続く新しい品種の「蜜雪マンゴー」は、ピンク色の皮で香り高く甘~いマンゴー!美味~♡

マンゴー王国、台湾。次々と新しい品種が誕生しているのですが、皆さんはどの品種が好きですか??
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2008年、商品名「夏雪芒果(夏雪マンゴー)」の高雄3號が登場し、台湾マンゴー界のLVだと話題になったのを覚えていますか? |

ここ数年、「夏雪マンゴー」は近所のフルーツ屋さんでも見かけるほど出回ってきていて、今年乖乖とコラボも果たしました。ここで台湾マンゴーの新品種情報が止まっていませんか??

それに続く形で高雄4號が2012年に作られ、「蜜雪芒果(蜜雪マンゴー)」という商品名で販売されているんです。

「蜜雪マンゴー」は愛文マンゴーを改良した品種で、愛文マンゴーよりも糖度が高いのですが、ちょっぴり酸味もあって、あっさり爽やかなのが特徴です。そして、ビックリするのはその香りの強さ!追熟させると、マンゴーの香りが部屋中に充満して幸せな気分になっちゃいます!
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「蜜雪マンゴー」はナビのイチオシですが、まだまだ認知度が低く、デパートで売っているのを見かけるくらい。 |

そんな中ナビは「蜜雪マンゴー」とその苗を販売し、「蜜雪マンゴー」の普及と知名度向上のために奮闘する「潘連進」さんの農園にお邪魔する機会を得ました。
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「潘連進」さんはマンゴー農家の三代目。マンゴー作りのプロ中のプロですが、農家として生きていく大変さを感じているため、子供たちへ家業を継がせようとは考えていなかったそう。そのため長男「潘彥升」さんを台北の大学へ送り出し、マンゴー作りとは全く関係のない職種へ就職して欲しいと考えていましたが、「潘彥升」さんはある日、衝撃を覚えます。父が育ているマンゴーがデパートで売られていたのですが、なんと実家が受け取っている収入の6倍もの値段が付けていたのです。 |

本来は父の願い通り、家業を継ぐ選択は考えていませんでしたが、実家に戻り父と共に2019年に「挽菓子 Regetseed」というブランドを立ち上げました。「蜜雪マンゴー」と「珍翠芭樂(グァバ)」、そしてそれらの苗を販売し、農産物の価値向上及び農家の収入アップについて日夜奮闘されています。

ちなみに「挽菓子Regetseed」が作るグァバ「珍翠芭樂」は、しっかりとした歯ごたえで噛むとパリっとしたいい音が鳴ります。「ASMR」動画を撮ったら良さそう!と思うほどいい音が鳴るんですよ~。
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甘さと酸味のバランスが抜群なのも◎。 |

「潘連進」さんと「潘彥升」さんが始めた「挽菓子Regetseed」というブランドですが、現在では、弟さんたちも加わり、親子三代協力しあっています。仲の良さがにじみ出ていて、ナビの心はほっこり!
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今後も「蜜雪マンゴー」を見かけたら、買いたいなぁ!それが台湾の農家さん達の助けになれば嬉しいなぁ……♡ |