弁当や海水浴場で有名な「福隆」から自転車でたったの10分!台北からの日帰り旅行中に立ち寄ってみて♡

台北からの日帰り旅行地「福隆」。お弁当がおいしく、自転車の旅も楽しいと人気です。夏にはサンドアートイベント「福隆沙彫芸術季」やインディーズの音楽イベント「貢寮国際海洋音楽祭」が開催されます。そんな「福隆」やそこから自転車で10分ほどの「龍門里旧社」を巡ってきたので、レポートしたいと思います

台北から台鉄(在来線)に乗車し、「福隆」駅に到着!ここから福隆海水浴場が眺められる場所にどっしりと佇む大きな廟「東興宮」へ行ってみました!

ナビ一行は車移動でしたが、この地区で何ヶ所かYouBikeスタンドを見かけたので、潮風と共にサイクリングをしながらの散策も楽しいかもれません
 |
 |
「昭惠廟」は龍門村の漁業の発展により移転や再建を経て、現在の状態になりました。廟前の陳元光將軍神像と真っ白な装飾階段が寺廟全体の雄大さを引き立てます |

高床式倉庫のような造りのここは、秘密基地のような場所として使われているのだとか。秘密基地と聞いて、ナビも子供の頃に近所の友達と秘密基地を作って遊んでいたことを思い出しました笑
 |
 |
百年以上の歴史ある古井戸、昔は船に水を供給するために使われていたそう。商業港が土砂で埋まると河は外側へ移動し現在河との距離は200mほど。地形の変形に歴史が感じられます |
 |
 |
小さな四角の石は、「石敢當」というもので丁字路、三叉路などの道が交差する場所や突き当たる場所に設置される魔除け厄除けのため石碑のこと。(この写真では少しわかりにくいのですが)本来であれば文字の刻んである表側が外に向いていますが、これは内側になっています。何かの意図があってなのか、ただ単に逆さになってしまったのかは不明だそうです |

沖縄シーサーのような家の守り神を見つけました!
 |
 |
砂礔厝という龍門里旧集落特有の建築物。この集落の先祖たちが河砂や石を利用して防風や防水性に優れた建物を建てました |

三叉路にあった趣のある煉瓦壁

漁村の街らしく浮きのある風景にほのぼのします

こちらの集落を案内してくれたのは、曙旅文化工作室 吳函恩さん。ご自身の祖父が現在もこの街で暮らしているそうです。台湾を深く知るならこういった街の散策をすると良いかもしれません。なんの変哲もなさそうに見える田舎の街でも、興味を持って歩くと趣のある街に見えてきます