現地ガイドさんが教えてくれた「剝皮寮」散策ポイント&オススメ撮影スポットをご紹介♪

清朝時代にはじまり、日本統治時代、中華民国時代と三つの時代を見守ってきた、歴史の証人的スポット「剝皮寮」。龍山寺エリアなので訪れたことがある人も多いのでは?今回は、ガイドさんに案内してもらい、今まで知らなかった「剝皮寮」について深く知れました!絵になるフォトスポットもたくさん教えてもらったので、ご紹介しますね!
 康定路と廣州路の交差点で存在感を放つ赤レンガづくりの建物。 |
 剝皮寮からみた景色。廣州路が絶賛工事中でちょっと残念… |
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【オススメ撮影スポット・その①】 まずひとつ目の見どころである、廣州路沿いのアーチ状の通路「騎樓」。ガイドさんがオススメする撮影ポイントです。 |

【オススメ撮影スポット・その②】
騎樓を歩いていると、「艋舺」と書かれたネオンサインを発見!かわいい~♡

西側広場に到着。インフォメーションセンターがあるので、ガイドの予約などはここで尋ねてみて。右手にみえる建物は、台北市郷土教育センターです。

【オススメ撮影スポット・その③】
当時、商店が立ち並んでいたメインストリートの康定路173巷。この通りは、どこを切り取っても絵になります。

【オススメ撮影スポット・その④】
特に人気なのが、映画看板などを手掛ける台湾人アーティスト、李俊陽氏が2009年に描いたアート前。赤レンガも相まって、ステキな1枚が撮れそう!

台北へ来た人々が宿泊するための安宿「日祥旅社」も見学可能。奥にはお手洗いや給水機があります。

こちらは、清の時代に主流であったという厨房。医療が発達していなかった当時、衛生面を考慮し、厨房やトイレは屋外に設置されることが多かったそう。

レトロなポスターを発見!台湾を代表する映画監督、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の作品、「恋恋風塵」です。同映画には、ここ剝皮寮で撮影されたワンシーンが使われています。
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この場所に「台北電影節」のオフィスが設置されているのも、度々映画の撮影に使われる点が関係しているのだとか。 |

【オススメ撮影スポット・その⑤】
お隣の廃墟も、人気の映えスポットになっています。

赤レンガにもぜひ注目してみてください。「S」の刻印は、1914年に台湾で初めてレンガの品質化を図ったイギリスの会社「撒木耳煉瓦會社」が製造したもので、イギリスレンガと呼ばれました。

「TR」と刻印されたレンガは、その後日本の会社「台灣煉瓦株式會社」によって造られたもので、1つあたりの重さは2㎏。密度も高く、イギリスレンガに代わり日本統治時代の赤レンガを代表する、高価な商品となりました。康定路173巷の足元にも埋め込まれているので、要チェックです。
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「剝皮寮歷史街區」は観光地というだけでなく、歴史建築や写真撮影に興味のある人にもぜひオススメしたいスポットです。 |