敷居が高そうな伝統芸能を、グッと身近に感じられる仕掛けがたくさん!台湾伝統芸能を観て、感じて、体験しよう!

台北ナビでも取り扱っている「台北戲棚(タイペイ・アイ)」。普段の演目は京劇が中心ですが、2025年7月16日~8月16日の期間中は、台湾オペラといわれる、歌仔戲を観られます!今回の演目は「魚美人」という鯉の精と人間のラブストーリー♡
演目は随時変更されるので、現在上演中の演目はホームページや各SNSから確認できます。
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歌仔戲は1920年頃、台湾の宜蘭で誕生したといわれている台湾の伝統芸能です。セリフや歌には閩南語(台湾語)が使われており、シンプルで分かりやすい演目が多いのが特徴だそう。 |

会場となる「タイペイ・アイ」はMRT「民権西路」駅から徒歩5分ほどの場所にあります。大きな通りに面した建物なので、迷うことなくたどり着けると思います!

近くに行くとポスターがたくさん並んでいるので分かりやすいですよ~

入り口を入るとすぐにアンケート用紙を手渡されたのですが、スタッフの方は日本語がペラペラ!初めての観劇でも安心です。ちなみに、日本語のほか、英語、韓国語にも対応していました。
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1階のロビーにはチケット売り場と、劇場へつながるエレベーターがあります。ロビーの装飾もとっても華やか! |

19時になりエレベーター前の銅鑼が鳴ったら開場です。案内してくれたスタッフさんは、中国語以外に流暢な英語、日本語、韓国語でアナウンスをしてくれるスーパースタッフさんでした!!
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劇場内は自由席なので、まずは座席の確保を。劇場内は、飲食、喫煙、動画撮影は禁止ですが、写真撮影はOKです◎ただし、フラッシュ撮影は禁止なので注意してください。 |

席を確保したらホワイエへ!ここに伝統芸能を身近に感じられる「タイペイ・アイ」の秘密があるんです!

実は「タイペイ・アイ」では、開演までの時間でこれから舞台に立つ役者さんたちのお化粧中の姿を見学することができます。

本番に向けてどんどん変身していく姿がかっこいい!
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さらに、役者さんたちのお化粧が気になったら、自分もお化粧をしてもらうことができちゃいます。顔はちょっと恥ずかしい!という人は、手に描いてもらうこともできますよ~ |

ホワイエでは、中国楽器の演奏もしていました。美しい音色に思わず聞き入ってしまいます♪ナビは以前二胡をかじったことがあるので、音色を聞いたらちょっと弾きたくなりました。
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歌仔戲のカラフルな衣装が気になる!という人は、衣装の着付け体験もできちゃいます。グループみんなで衣装を着て写真を撮れば、台北旅行のステキな思い出になること間違いなしです! |
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お土産売り場には関連グッズがたくさん!カラフルでかわいい雑貨がたくさん並んでいました。 |
 版画体験に… |
 記念スタンプも…! |
開演までの1時間で、伝統芸能を身近に感じられる仕掛けがたくさん!ここで色々見ているうちに、自然と歌仔戲への期待が高まります! |

ホワイエで遊びまくっていたらあっという間に開演時間に!スタッフさんの鐘の音で台湾オペラ、歌仔戲の始まりです…!

今回の演目「魚美人」は、人間である張珍に恋をした鯉の精が、張珍の許嫁の娘・金牡丹の姿に変身し恋を成就させるというラブストーリー。
 張珍 |
 初めまして…♡ |
 金牡丹に変身した鯉の精 |
金牡丹の変身した鯉の精と張珍の初対面。2人は恋に落ちます…♡ |
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しかし、本物の金牡丹の父親は没落した張家と娘の結婚を反対していて……という物語。字幕でしっかり内容が分かるので、終始楽しく見られます。 |

台湾オペラというくらいなので、歌メインで話が進むのかと思っていましたが、見ごたえのあるアクションシーンも満載!途中から字幕画面そっちのけで舞台上の動きに見入ってしまいました!
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華やかな衣装とアクロバティックな動きは、字幕が読めない小さなお子様も楽しめるはず! |

シンプルで分かりやすいストーリーがテンポよく展開されるので、約1時間の公演もあっという間です。

すっかり見入っていたら、もう終幕!帰り支度を済ませて帰路に就こうと思ったけど…まっすぐ帰っちゃダメですよ!
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なんと、ホワイエで先ほどまで舞台に立っていた役者さんたちがお見送りをしてくれます!写真撮影にも気さくに応えてくれて、最後まで楽しすぎます! |

一緒に写真撮影をすることもできますよ~
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