タイ料理のなかでも有名な「タイカレー」ですが、タイ語では『ゲーン(Gaeng)』と呼ばれ種類も豊富です。中でも人気なのは「グリーンカレー」「レッドカレー」「イエローカレー」などでしょうか?日本式のドロっとしたスタイルではなく、スープカレーのようなゆるさが特徴。ご飯に少しずつかけて食べるのがタイ流です。オススメの『ゲーン』メニューをご紹介していきます。
『ゲーン』の材料は、唐辛子、にんにく、レモングラス、タイの生姜、それと多様なハーブなどでゲーン・クルーンというペーストを作るのが一般的です。これらの材料の分量や配合によって味が変わり、「レッドカレー」「イエローカレー」がうまれてくるわけですね!また、『ゲーン』の特徴の一つが、ココナッツミルクをいれ調理するということです。ゲーン・クルーンを炒め、具材とココナッツミルクを投入し煮込みます。辛さの中にふんわりとした甘さと香りを引き出す立役者がココナッツミルクというわけです。基本の材料に加え好みで豚肉・鶏肉・牛肉、野菜を入れ、最後にナンプラー(=魚醤)で味を調えます。
◎ゲーン・キヤオ・ワーン(グリーンカレー)
◎ゲーン・カリー(イエローカレー)
◎ゲーン・パネーン
◎ゲーン・マッサマン
◎ゲーン・ソム
ゲーン・クルーン(タイカレーのペースト)はスーパーマーケットで安く販売されています。屋台や大家族でない家庭だと、わざわざゲーン・クルーンを作るのは一苦労。そこで、便利な市販のペーストを買ってきて材料と合わせ炒めます。種類も豊富で価格も20~30バーツ程でかなりお手頃。作り方も英語表記があるので辞書片手に簡単に作れてしまいます。ゲーン・クルーンはペースト状になっているものから、濃いスープ状になっているものもあり、どちらでも簡単に作れてしまいます。タイ料理が好きで、家でもタイの味を楽しみたい、という方はぜひトライしてみてください!上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-02-17