一人旅、一人出張にお勧めのホテル、見どころはここ! 自分だけの上海観光を楽しもう。

こんにちは、上海ナビです。
ストレス解消や気分をリフレッシュしたいときに効くものといえば一人旅。ナビも断然旅は一人派です! 自分の行きたいところに行けるという自由さはもちろんですが、帰途では何だか達成感を感じることができて、ちょっとだけ自分に自信がついた気分になれます。上海の街は「海外一人旅ビギナー」にもぴったりの目的地。休みの日程が友達と合わなかったとき、一人になりたいとき、気分転換したいときに、週末を使って気軽に行けるのも魅力です!
上海一人旅の予備知識
まずは出かける前に知っておきたい情報をまとめてみました。
○旅の基本情報をチェック
誰かを頼ることはできない一人旅。上海旅行で必要なこと、覚えておけば便利なことを以下の記事で予習を!
タクシーやチャーター車は一人だとちょっと割高。フットワーク軽く歩けるよう、地下鉄やバスの乗り方もマスターしておきましょう。

一人の場合は一般的にダブルを予約します
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ホテルは一部屋の料金日本のホテルや旅館が表示しているのは「お一人様」の値段ですが、上海のホテルは一部屋の価格です。一部屋に一人で泊まっても二人で泊まっても料金は同じということですね。その分、一人旅だとちょっと高くつく気がしてしまいます。また、上海のホテルは一般的にシングルルームがないため、一人旅の場合はダブルのお部屋を予約することになります。

南京東路、豫園、外灘などで、シャッターを頼まれたら注意を
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声がけに注意「一人旅は初めて」という方は、旅の途中で人恋しくなったりするかもしれません。でも、上海の街角では、「すみません、シャッターを押して下さい」「謝謝〜。あ、日本人なんですか!?」「私たちも旅行なんです。これからどこに行くんですか? いっしょに観光しませんか?」——こんな、ごく自然な出会いを詐欺犯たちは演じてきます。素朴な身なりでいい人風なので、犯罪者には見えません! シャッターを頼まれたら冷たい人になりきって無視を。これでかなりの被害が抑えられます。
自分がシャッターを頼みたいときは、どこの観光地でもすぐ見つかる警備員や、制服を着た清掃係、交通整理係の人に頼むことをお勧めします。
○日本語OKのお店、施設
一人旅で困ったときに頼りになるのは日本語OKの場所。上海の街角には、日本人経営のショップ、日本人スタッフや日本語堪能な現地スタッフがいるお店がたくさんあります。いざというときにいくつか覚えておくと安心ですよ。
一人旅のホテル選び

自分好みのホテルを選ぼう
気兼ねなく自分が泊まりたいところに泊まれる一人旅。同行者がいる場合、「高級なところは予算的に無理!」「そんな安いとこで大丈夫?」などと言われがちですよね。結局、無難な「中級ランク」のホテルで妥協しがちなのではないでしょうか。でも今回は一人旅! ここぞとゼイタクもできますし、個性的な自分好みのホテルにチャレンジしたり、思い切り節約旅行にすることもできます。高級、個性派、節約の3つのカテゴリーからお勧めを選んでみました。

日本人の利用が多い「オークラガーデンホテル上海」
<高級ホテルで自分にご褒美>世界的な高級ホテルが林立している上海の街。よりどりみどりではありますが、ナビ視点で一人旅向きを選んでみました。初の海外一人旅なら、日本語が通じる「オークラガーデンホテル上海」や「ホテル日航」はいかがでしょうか。
バスルームが明るくて開放的なホテルも一人旅向き。一人で泊まる場合、バスルームが薄暗くてせまいと気分的にイヤですよね〜。明るく開放感のあるお部屋が自慢のホテルはこちらです。
 「ザ・プリ・ホテル&スパ」の窓際バスルーム |
 「ホテル・インディゴ上海オン・ザ・バンド」は浴槽が深くて◎ |
 外灘ビューが自慢。「レ・スイート・オリエント」のバスルーム |

ロフト式シングルルームがある「客堂間」
<泊まったことが思い出に! 個性派ホテル>上海の街角には古民家をリノベーションしたホテルがけっこうあります。ローカルな雰囲気ながら、代表的な古民家ホテル「ケヴィンズ・オールドハウス」や「客堂間」には日本語スタッフもいるので安心。レストランを併設しているところが多いので、旅人同士仲良くなれたりもするかも?
 家具がレトロでかわいい「ケヴィンズ・オールドハウス」 |
 建築家ゆかりの邸宅ホテル「ペイ・マンションホテル」 |
 新天地エリアの隠れ家「カーサ・セレナ」 |

国際的でフレンドリーな雰囲気も魅力
<格安ホテルで節約旅行を楽しむ!>安ホテルが意外に少ない上海ですが、代表的なのは「錦江之星」「168」「IBIS」といったチェーン系ホテルです。観光に便利な場所にあるので、無難な中級ホテルよりも使い勝手がいいという意見も。一人旅にうれしいシングルルームがあるケースも多く、窓なし部屋だとさらに安く泊まれます。
 豫園エリアの「IBIS」は欧米人にも人気 |
 窓なしが安い「錦江之星」 |
 ビルによって部屋の造りが変わる「169」チェーン |
一人旅にお勧めの観光スポット

まずは上海に来たからにははずせない定番観光スポットへ。以下の記事でチェックしてみて下さい。
『上海ナビ』で予約できるお一人様向けアクティビティはこちら。一人でも催行でき、割増料金がないものを選んでみました。
以上の定番スポットを踏まえ、それ以外の一人旅にお勧めの観光地を探してみました。こんなテーマで街を歩いてみるのはいかがでしょう。

気になるエリアやストリートを散歩しよう
<気ままな街ぶら>一人旅好き=街歩き好きなのでは? ナビも歩くのが大好きです。同行者がいると、「え、歩き!? タクシーで行こうよ」なんて言われて渋々タクシー移動になり、撮りたかった風景、入ってみたかったお店をむなしく車窓から眺めることに……。でも今回は一人です! ナビお勧めの街ぶらスポットはこちら。
 定番はフランス租界エリア |
 豫園集辺の古い路地 |
 市場や屋台街もお勧め |
地図で見ると、上海の代表的な観光地は近いところに集まっています。観光地間の移動を徒歩にするのもお勧め!

東街は工具や家電のリサイクル市場
<観光客が行かないスポットめぐり>「観光客は行かない場所なんだって」「ガイドブックには載ってないらしいよ」という口コミは、旅行者的にちょっと魅力的です。同行者がいると、とりあえず有名なところめぐりになっちゃいますよね。一人で身軽に、上海市内の秘境めぐりに出かけてみましょう。お勧めスポットはこちら!
 一角に縁結びスポットがある「欽錫仰殿」 |
 私設っぽい博物館が見つかる「佘山国家森林公園」 |
 近郊ではいちばん観光化されてない水郷?「新場古鎮」 |
 地下鉄の駅からすぐの古典庭園「酔白池」 |
 北外灘エリアはディープなスポット多数「舟山路」 |
 夜に巨大屋台街に変身する住宅地「彭浦新村」 |

外灘で日出を見ている観光客はいません
ベタな観光地でも、時間帯によって観光客がいないことがあります。日の出前〜早朝の定番スポットめぐりはかなりディープな雰囲気が味わえますよ。

アート鑑賞は一人向き
<趣味を極める>一人旅の醍醐味は、人の意見に左右されずに動けること。興味があること、趣味に合う場所に絞って上海を歩いてみませんか? 旅行会社は絶対提案しないようなコースをまわって、自分だけの上海旅行にしちゃいましょう。

展示場などビジネス系スポットの場所を知っておこう
<ビジネス観光>旅行ではなく一人での出張だという方、買い付けや視察目的の方も多いと思います。巨大市場になりつつある中国。ナビもよく「現地の若い子に人気のデパートやコスメショップ、家電量販店が見たい」「展示会場近くでクライアントと食事できる店ある?」などの質問や要望を受けることがあります。ガイドブックは観光に特化しているのでこういう情報ってなかなか載ってないんですよね〜。

いかがでしたか? 今までの旅行を思い出してみると、誰かとの旅行よりも一人で行った街のほうが鮮明に覚えているような気がしますよね。「明日はどこに行こう?」とあれこれ考えながら一人で過ごす時間はゼイタクそのもの。ぜひ皆さんも上海で、気ままな一人旅を楽しんでみて下さい。
以上、上海ナビがお伝えしました。